中学生コース
旭川中3受験コース
志学会の進路指導について
学力テスト
北海道教育文化協会主催の学力テストを、各中学校では進路指導の資料としています。
特に重視されるのが、9・10・11月に実施される第4・5・6回の学力テストです。これが学力テスト総合A・B・Cと言われるものです。この学力テストの結果と内申点から、各中学校で、受験校を 決定するための三者面談(11月中旬~12月上旬)が行われます。各中学校では、内申点と学力テストの学年順位等を基に、受験校を判断する傾向にあります。
しかし、学校毎の平均点の格差、進路指導面での統一性の欠如、学力テストの年毎の難度差などさまざまな要因から、各学校内での自分の位置だけを参考にはせず、市内での学力テストの自分の位置や学力の推移を客観的に分析していく必要があります。
志学会では、塾生から各中学校の平均点や度数分布を集め、市内の予想平均や各高校の予想ボーダーラインを独自に算出しています。中学校内での順位だけで判断するのは、進路を見誤る恐れがあるからです。また、道コン事務局に依頼し、各学力テストのSS(偏差値)も算出します。そして個別に成績の推移をSSを用いてグラフ化(下記の「個人成績表」参照)し、学校の三者面談前に各ご家庭に郵送します。
※偏差値(SS)とは、いつも平均点が50になるようにした上で、得点が、平均からどの位置にあるかを客観的に表したものです。平均からSSで30程度離れるまでの範囲(20~80)に全ての得点が入るので、0や100といった数字はありません。
※合格目標SSは、生徒の内申点によって変化します。 内申点が高いと合格目標SSは下がり、逆に内申点が低いと合格目標SSは上がります。
志学会の受験指導についての考え
公立高校の受験校選定に対して、私たちは決して無茶な受験は勧めません。高校受験は何より安全第一という考えを持って進路指導をしています。志学会は子供達が実際に受験した様々な模試の結果や受験倍率等を考慮して、慎重に公立高校、私立高校の受験校を選択すべきであると考えています。学校の指導のもと、性急で、安易な判断で志望校を変更して元気をなくすよりも、第一志望に向かって最後の最後まであきらめずにがんばる気持ちを持ち続け、学力を伸ばして第一志望校に合格してもらいたいと願い、進路指導を行っていきます。
志学会では父母面談を受け付けています。お子様の個人成績表を用意し、学力の推移を確認しながら、学年担当が個別にお話しをさせていただきます。ぜひ学校の三者面談の前に志学会の二者面談をお申込みください。
各家庭へのお願い
【受験を闘い抜くという覚悟と決意を】
保護者の皆様には、日々の送迎等の御協力、また志学会の指導への御理解、誠に感謝申し上げます。入試本番、試験会場で問題に向き合うのはお子様たちですが、それまでの受験勉強期間、ご家庭のサポートが重要になります。特に精神面のサポートが大切です。志学会では北海道学力コンクールをはじめ、合格可能性がはっきりとわかるテストが多くあります。どうしても弱気になり、まだ入試まで時間があるにも関わらず、志望校を下げて安心したいという葛藤に悩む生徒がいますが、そのようなときは父母の皆様から「きっと、大丈夫。」「あなたなら、できるよ。」と勇気づけてあげて下さい。日頃、中々言うことを聞かないと思われているかもしれませんが、お子様にとって一番の理解者・味方は 父母の皆様であり、父母の皆様からの温かい応援は何物にも代えがたい大きな心の支えになります。お子様たちの力を信じて下さい、お子様たちは素晴らしい可能性を持っています。保護者の皆様も前年度から変わった高校入試を大変不安に思っていらっしゃると思いますが、我々志学会の指導をどうか信じて下さい。そして高校受験をお子様と志学会と共に闘い抜く覚悟と、何としても、お子様の夢実現のために、第一志望校合格を果たすという強い決意を持って大切な受験期にお子様と共に立ち向かっていただきたく思います。