コース紹介・学習

志学会について

塾長からのメッセージ

塾長からのメッセージ

塾長からのメッセージ

塾長あいさつ

志学会は、私教育の可能性を追求する場として平成4年9月に誕生しました。

可能性に満ちあふれた子供達が、自らの可能性に挑戦する志を抱いて学び、努力する場となるよう願いをこめて「志学会」と名付けました。


一人一人の子供達の個性と学力に合わせた指導、わかるまで、できるまで教える授業の実現が志学会の使命と考えています。志学会の学習意欲を育てるきめ細かな指導と学習姿勢を重視する真剣勝負の授業が、皆さんの学力向上を約束します。


志学会は明確な方針のもとに設立された学習塾です。勉強を通して努力の大切さを伝えること、そして自分の能力を最大限に発揮できる人間を育てることが志学会の目標です。そのためには、志学会の塾生として皆さんも真剣に努力する心を抱いて、勉強に取り組まなければなりません。

頑張る気持ちを先生と塾生の双方が持ってこそ、努力が学力に直結する理想的な教室ができるのです。


皆さんにはぜひ、努力を志す決意を持って入塾してもらいたい。

志学会の塾生として私達と努力を共にして輝かしい未来を築き上げていきましょう。

志学会塾長田巻 一総


志学会通信

志学会は、創立30周年を迎えます

志学会は今年創立30周年を迎えます。数多くの卒塾生・御父母の方々・地域の皆様のおかげでここまで来させて頂きました。本当にありがとうございます。


塾生のみんなに志高く学んでもらいたい。そう考えて塾名を志学会にしました。塾生みんなが、各々の持って生まれた能力を発揮して、学力を伸ばし、行きたい高校・大学に行って社会に出て活躍することを願って運営しています。


志学会の卒塾生も今や社会人となって、様々な職業に就いています。大人になった多数の卒塾生を見て思うのは、現在の活躍の度合いは、中学校の時のテストの順位そのままではないということです。順調に歩んでいる卒塾生もいれば、中学校の時の成績通りにはなっていない卒塾生もいます。


これは小学校や中学校1・2年生の勉強が「本人の心がまえ」以外の要素である程度決まる部分があるからだと思います。元々の記憶力や理解力が優れている場合、又は家庭が教育に熱心で子供の頃から学習機会を与えられていた場合等、本人の方はあまり勉強を意識していなくても一定レベルの学力は身についていることがあるものです。この生徒たちが中3から高校・大学と進む中で学力だけでなく生き方そのものにまでも差がついてしまった印象です。早い段階で「心がまえ」が大切なことに気づき決意して物事に取り組む生徒と、いつまでも与えられてきたことのありがたさに気づかずに漠然と時間を空費する生徒の間に大差がつくのは当然のことだと思います。

又、低学年の時は厳しい学力で自分に自信が持てなかった生徒の中にも中学の時に一大決心をして、努力を続け現在大活躍している卒塾生もいて、気づかされることがありました。それは人間、能力だけでは決まらないということ。そして、これまでの境遇も決意次第で大きく改善することができるということです。人間というものは「心がまえ」次第で良くなったり、ダメになったりするものだということを、私は志学会生に改めて教えてもらいました。


「学力は心がまえで決まる」という志学会の一大方針はここで決まりました。「学力」というより人生が決まると言ってもいいかもしれません。志学会生の皆さんにはぜひ「心がまえ」の大切さに気付いて欲しいと思います。


心を決めて行動する生徒には「甘えた心」がなくなります。例えば、朝は自分で起きる。ていねいな挨拶ができる。「ハイ」と返事ができる、履物を揃える。席を立つときにはイスを机の下に入れる。「勉強しなさい」と言われることがなくなる、等々心がまえは行動に現れます。困難からも逃げずに真正面からぶつかるようになります。こうなれば成長するに決まっています。今のみなさんはどうでしょうか。もちろん志学会生は確認テストに満点合格すること、集中して勉強に取り組むこと、等で「心がまえ」が常にハッキリ見えています。


志学会生には若い今こそ決意して「努力する習慣」を築いてもらいたい。志学会生のみなさんが御両親から授かった能力を遺憾なく発揮して人生を歩むことを願って私達はこれからも、心を込めて指導を続けます。

志学会通信2022年8月号より

学力は心がまえで決まります

志学会は1992年に創立、今年30周年を迎えます。塾生みんなに、志高く学んでもらいたいと願って志学会という塾名にしました。「志」とは夢・目標に向かう強い決意を意味する言葉です。ただし世のため人のためになるような夢・目標でなければ志とは言いません。

志学会を創ってから特にこの「志」という言葉を意識して塾生のみなさんを見つめてきました。志ある生徒(私が勝手にそう考えていたのかもしれませんが…)が大きく学力を伸ばして、活躍するのを見る度に、塾の名前に「志」を入れて良かったと思う日々が続きました。

そして今は志がみんなの人生を決めると考えるようになりました。というのも志は目標達成にむけて、どんな困難があっても、それをものともせずにやり抜く一大決心のことを言うからです。ですから、志ある生徒は言い訳をしません。どんなに部活が忙しくても、どんなに学校行事が大変でも、それは想定通りと考えて真剣に努力を続けます。学力が伸びるのは当然です。人間としても成長します。人生が良い方向に進みます。

このような例を数多くの志学会生が見せてくれたことで、私自身の指導に対する考え方が大きく変わりました。40年以上前に塾教育に関わるようになったときは、学力は能力によって決まるものだと考えていました。ところが能力だけに頼って努力をしない生徒は、学力の伸びが止まるのです。そして中学生の時に学年上位にいてとても優秀に見えた生徒達の何人かも努力を続けられずに一時期の輝きを失っていきました。一方、志ある生徒は伸び続けました。各々の人生がいつの頃からか逆転するのを目の当たりにして、厳しい現実に複雑な思いを持つことも多かったものでした。人生持って生まれた能力で決まるものはわずかなのだと思いました。

そこから「学力は心がまえで決まる」という志学会の一大方針が生まれたのです。志学会はみなさんに頑張る気持ちを求めます。努力する心がまえを求めます。心はみなさんが自分でコントロールできるからです。すべて自分次第です。だから能力にかかわらず「誰でもできること」を真剣にやり続けてみなさんの学力を伸ばす指導を徹底しています。「確認テスト」が志学会の方針そのものであることを知って下さい。志学会生となった以上「確認テスト」の持つ意味を理解して必ず満点で合格して下さい。そしてこの努力を続ける中で「志」というものをぜひ考えて欲しいのです。

学力は心がまえで決まります。周りの環境が大きく変わる新学期は一年の中で一番心がまえを新たにできる時です。今こそ志学会生として志を立て日々の勉強に取り組んで下さい。

志学会通信2022年4月号より

ベストを尽くせたら人生の合格です

いよいよ高校入試が目前に迫ってきました。毎年入試の50日前ぐらいには受験校の合格ラインを間に挟んでその少し上と少し下に数多くの生徒が存在するものです。それが、ここからの学力の伸びの差で上下が入れ替わることも多く、最終的に入試当日に合否が決まります。入試は一点の差で合格が決まる厳しい世界です。受験生のみなさんは最後の伸びに賭ける気持ちで、日々の受験勉強に取り組んで下さい。

勉強はすべて積み重ねで決まります。受験生の皆さんは今まで積み重ねてきた学力の上に、残された期間、一分一秒を惜しんで、合格講座の中で実戦力を中心に最後の積み上げを行います。 低学年のみなさんは、自分がこれから人生を歩むうえで必要な学力を今積み上げています。このことをハッキリとイメージできる生徒ほど着実に学力を身につけていくものです。低学年のみなさんは、まだ時間に余裕があると思っているかもしれませんが、長い人生の中では実はみなさんも受験生と同じ道を少し後から歩んでいるにすぎません。大切なのは「今」。「今」を積みあげていくことが自分の未来につながっていることに気づいて欲しいと思います。

受験生のみなさんは合格をめざして懸命に努力を重ねているところですが、長い目で見ると合格よりも大切なことがあるということも知っておいて下さい。私は受験で一番大切なのはベストを尽くすことだと考えています。もちろん「合格」は大切です。でも「人生の大切な時に自分はベストを尽くせた」という自分に対する自信のほうがもっとずっと大切です。人間はベストを尽くす以上のことはできません。本当に自分はベストを尽くせたと心の底から言えるなら、それは一生を貫く人生においての「合格」なのです。

自分の学力では及ばない難問が出題されることもあります。自分より学力の高い生徒が自分の受験校に集中してしまうこともあります。それはみなさんのせいではありません。しかし自分ができる

限りの努力をすることができるかどうかはみなさん次第、自分の責任です。このことを受験を機会に学び、これからの人生においてどんな大変な時にもベストを尽くせるようになるのなら、何が起きようと一生失敗することはありません。人生はベストを尽くせば、合格なのです。ただし真にベストを尽くせたかどうかわかるのは、この地上では自分しかいません。自分以外の人はごまかそうと思えばごまかせます。だから、決して自分をごまかしてはいけないのです。

みなさんが大人になって受験の時を振り返る度に、「よくやった」と自分に誇りを持てるだけの行動をして下さい。15歳のこの時に「ごまかすことなくベストを尽くせた自分」がいたと確信できることは、みなさんの人生の宝となります。入試にむけて自分のできる最高の準備をして下さい。

志学会通信2022年1月号より